こんにちは。某大手住宅メーカーにて、20年以上現役で住宅営業しております、「くーるばなーな」と申します。
さて、今回は住宅展示場に行く前に②ということで、営業マンと上手くつき合っていくために。。をお送りいたしいます。
住宅展示場に行ってみると、素敵なモデルハウスを目の前に、颯爽と現れるのは「住宅営業マン」です。彼らは非常に訓練されていて、接客は非常に洗練されたものであると思います。(メーカーや人によるのかな?)
非常に清潔感もあり、説明も上手で、目の前の素敵なモデルハウスが、あたかも将来の自分の家のようにになってしまうような錯覚に陥る人も少なくないのではないでしょうか。
住宅を建てるにあたり、最初から最後まで、あなたの家づくりのパートナーであるのは営業マンであることは間違いありません。ABC住宅公園のアンケートによると、「あなたが住宅メーカーを決めた一番の要因はなんですか?」の常時1位の理由が、「営業マンの人柄が良く信頼できる」です。
「住宅づくりは良い営業マンを選ぶことから始まる。」といっても過言ではないほど、良い営業マンとのめぐり逢いは非常に大事な事です。良い人とめぐり逢う事ができれば、その家づくりは7割成功したといってもよいでしょう。
その逆に、大丈夫?かな??という営業マンにあたると、良い家が建たないばかりでなく、一転して「大クレーム」に発展し、せっかくの家づくりが建てなければ良かったというくらいの悲しい思い出になってしまうかもしれません。
それでは、どのようにして良い営業マンとめぐり逢うのが良いのでしょうか?
残念ながら、良い営業マンであればあるほど、優秀な営業マンであればあるほど、なかなか出会う事はできません。なぜなら彼らは多忙を極めて、忙しいからです。私のモデルハウスの事務所で、一番の営業マンは成績も人柄も経験もなにもかも含めて、店長です。が、店長はほとんど接客していません。お店の若手にも成績をあげて欲しいし、自分自身の商談の約束や、その他部下の商談に一緒にいったりとほとんど事務所(展示場)にいないのです。
ただ、優秀な営業マンが自分自身の家づくりにぴったりなのか、というのも完全に正解ではありません。優秀な営業であればあるほど、ビジネスライクな側面もあります。(そんな姿をお客様に見せた時点で優秀でないかもしれませんが。。。)要は、その営業担当者としっかりと、話し合い(意見の交換)が出来て、言いたい事が言い合える関係であれば、大丈夫です。
若い担当者でも、ベテランの担当者でも、営業成績は優秀でなくても、しっかりと自分達の事を「今」だけでなく、「自社商品を売りたいから」だけでなく、将来の姿を見据えて、我が事のように考えてくれて、提案してくれる営業マンがいいのかもしれませんね。
営業マンは仕事かもしれませんが、買う側のお客様は一生に一度の大イベントです。真摯に取り組んでくれる担当者を是非とも見つけてみてください。
皆様のお家づくりに少しでもお役に立てれば幸いです。次回は、「その営業大丈夫??魔法の質問を投げかけてみよう」をお送りいたします。
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