皆様、こんばんは。某大手住宅メーカーにて、20年以上、現役で住宅営業マンをしております、「くーるばなーな」と申します。皆様の家づくりに、しっかりと寄り添いたい、そんな想いで日々、発信を頑張ります。ご質問ありましたら、お気軽にお問い合わせください。
さて、今回は、「土地取引のお困りごとに注意しよう②他にもかかる費用ありますか?」をお送りいたします。
前回、土地そのもののお値段、土地費用についての、値交渉など、土地の費用についてのお話をさせていただきました。
今回は、他にもかかる費用ということで、ご注意いただくべき費用をお伝えしたいと思います。
まず、一般の仲介土地の場合、購入検討している物件がどんな状態であるのか、確認が必要です。建物が建っている場合、新築をお考えならば、解体の工事費用がかかります。一昔前は、ざっくり、100万円くらいでみておりましたが、今ではそんなケースは少ないようです。一般的な建物、木造の戸建て住宅でも、150万~。鉄骨造、RC造(コンクリート造)になると、もっと費用は掛かります。また、最近では屋根のアスベストだけでなく、外壁の塗料にアスベストが含まれている可能性も考えられるため、しっかりと業者さんい書面にて、見積を貰う必要があるかもしれません。
次に、注意すべきポイントは、道路と土地との高低差といって、高さの差に注意が必要です。一般的には、土地の高さ、宅盤の高さを変更することはできません。その場合、道路との高低差がある場合は、高さの差を埋めるために、CB(コンクリートブロック)を作ったり、場合によっては、擁壁工事(RC擁壁、つまりコンクリートの壁ですね。)を作る工事が必要になります。たま、その土地のある場所、その地域の区域区分が「宅地造成規制区域」であれば、そのコンクリートブロックや擁壁なども届け出の必要がありますので、一般的なものよりも割高になってしまいます。その点も事前に注意すべき内容ではないでしょうか。
さらに、設備の引込も確認する必要があります。電気は電線からくるので、優先順位は低いのですが、20年~30年経っている住宅地では、菅が老朽化してやり替えの工事が発生したり、水道口径が小さい「13mm」の場合、ほとんど「20mm」に引き換えてくださいと役所に言われます。また、引き込み水道管が鉛管、鉛の菅を使っている場合、ほとんどが塩ビパイプに変更してくだいと、指導を受けてしまします。
また、地版の硬さですが、土地を購入する段階では、「地耐力」といいまして、建物の荷重がのっても大丈夫かどうか、その検証は必要であると考えています。近隣で建築した事例、弊社の分譲地もすぐ近くにはありますので、全く同じではないですが、参考にしていただく、準備はできるのかなと思います。
あとは、初めて、そのお土地にかかるかどうかは、別ですが、仲介手数料、固定資産税負担金、印紙代、つなぎローンの費用、火災保険料などが発生いたします。
それぞれの個別費用については、ここで解説することも、可能ですが、あまりにも枝のお話なので、割愛させていた抱きます。
新規購入の分譲地意以外は、費用のかかる土地もありますので、是非とも上手く引き継いでいらっしゃる日々であると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、「住宅産業は斜陽産業なのか?」をお送りいたします。よろしくお願いいたします。
コメント